お客様の理想の味の具現化へ、こだわりのすべてを注ぎ込みます。
私たち丸鉦は、素材や産地、製法など脈々と受け継がれる伝統を守りながら、こだわりの味を追い求めています。
そしてそれを充分に踏まえた上で、現代を生きる人々の嗜好に適した味の開発にも取り組んでいます。
食品メーカーや店舗の方々が思い描く理想の味を、余すところなく実現すること。お客様がおぼろげに抱く味のイメージの具現化に向けて、提案や検討を重ねること。そうした取組みを真摯に続け、確かな信頼関係を築きながら、お客様独自の味の創造に貢献してまいります。
ニーズに応える、丸鉦の味づくり
多彩な商品展開で、お客様にもっとも適した「おいしさ」と「手軽さ」を実現します。
昭和27年の創業以来、私たちは1000件を超えるお客様にこだわりの味をお届けしてきました。常に品質第一をモットーとし、良き伝統の味を守りながらも、革新・変化への対応を怠ることなく、本物の味づくりに努めています。時代とともに多様化するニーズに合わせて、様々な「節」製品をはじめ、だしパック・だしエキス・粉体などの商品ラインアップも充実。
さらに個々のお客様ごとに味や原料のカスタマイズを行い、調理の手軽さやコストの追求も行っています。すべてはお客様の商売繁盛のために、最適な商品を安定的に供給できる体制を一層強固にしていきます。
本物の味を求めて、丸鉦のこだわり
お客様が求める真の味を叶えるために-より安全で、安定的に提供できる商品をつくり続けるために。私たちはくる日も試行錯誤と研鑽を重ねてきました。 だしへのこだわりは、突きつめれば魚そのものに行き着きます。良い魚を使い、しっかりと手間を惜しまずにつくっていけば、本当に良いものが生まれます。さらに、熊本、鹿児島、土佐、静岡といった産地へのこだわり。その土地ごとに独自の製法があり、その中で私たちも当地の加工業者の方々と密にやり取りをしながら、より良い品質のものをつくり上げていくのです。そうしてつくった節を基に、さらにお客様と「これぞ」という味を突きつめていくのです。 これからも、その真っ直ぐな姿勢を変えることはありません。
丸鉦のかつお節ができるまで
だし一筋に、60余年。
だしのプロフェッショナルとして、妥協のないかつお節づくりを追求します。
製造工程
丸鉦はHACCPシステムによる衛生管理体制のもと、「安心・安全」な製品の製造・加工に努めています。
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の方式です。
原料となるかつおを水揚げします。漁獲されたかつおを、すぐに船内にて急速冷凍し、漁港まで輸送します。
船内で冷凍されたかつおを工場に搬入し、解凍します。
解凍したかつおを蒸籠に並べ、90℃以上のお湯で煮熟します。煮熟時間は魚体サイズによって調節します。
内臓・頭・骨等といった、節に含まれない部位を取り除きます。同時に、背節(雄節) と腹節(雌節)に分けます。
専用の設備で乾燥と燻付けをします。節の乾燥度合いを見ながら乾燥と安蒸(常温で静置し水分を慣らす)を繰り返し、均一な仕上がりになるよう調整します。
かつお節にカビを散布して専用の納屋で保管します。付着させたカビにより、脂肪やタンパク質が分解され、まろやかな風味に仕上がります。
安心・安全な管理体制のもと、自社冷蔵庫にて一定の温度を保ちながら、節を熟成させます。
鰹節の表面についている骨や皮・鰹節のカケラ・異物などを丁寧に取り除きます。
製品によって蒸煮工程があります。また遠赤外線焼軟機で鰹節を芯から温め、余計な水分を飛ばし、原材料本来の旨味と香りを引き立てます。
原材料の旨みを最大限に生かしつつ、用途に合わせて最適な「削り」を行います。
包装の際に窒素ガス充填を行うことで、削り節の鮮度を保持し、その風味を閉じ込めます。
金属探知機でチェックを行い、異物混入を防ぎます。さらに目視による二重チェックを行い箱詰めします。